ギターの部屋

満足に弾きこなせる腕もねぇくせに、なぜか持っているギターたち。「おめぇ はPlayerじゃなく、Collecterだ!」っていう非難が聞こえてきそうだが。。。
ここに紹介する楽器は、入手順に挙げます。題して、
「GIBSONオーナーへの道」

2003,09,23 追記
自宅練習用アンプ1個追加。

2005,05,14 追記
Martin DM追加。

2006,05,04 追記
Gibson SG Special Faded追加。うぅ・・

2006,12,24 追記
なんてこった。ギターが3台、アンプが1台増えている。

2008,06,07 追記
TelecasterとSGを売却。(T_T)/~

2008,10,12 追記
Fujigen NCLS-HS LD追加。

2009,07,04 追記
Fujigenから1年も経ずに、Fender 52 Tele Tl Nt追加。

2011,03,27 追記
アコースティック、Gibson J-45 Custom AN追加。

2012,12,08 追記
Rickenbacker 330 Fireglo追加。

 

 

GRECO EG-700

今を去ること20数年前。無事に公立高校に合格した僕は、親や親戚から頂いた 入学祝い金7万円を握りしめ、あこがれのエレキギターを買いました。当時の 7万円というと、うどん一杯が20銭の時代ですから(嘘)そりゃもう僕にとっては 大金で。

当時はエレキギターと言うと圧倒的にストラトキャスター(タイプ)か、レス ポール(タイプ)でした。僕は迷わずレスポール(タイプ)にしました。世間 (せまーい、僕の友達内での世間ですけど)では、どちらかというと、DEEP PURPLE の影響で、ストラトキャスターが人気でした。なんだけど、僕はレスポールのこの 形が格好良くて思えて仕方がありませんでした。(今でもか。)
音は結構骨太ハンバッカーって感じで良いです。「音が鋭くなる」なんていう噂を 信じて、ピックアップ・ガードをドライバで外したりして。(元々は、ピックアップ ・ガードが付いてたんですよ。)今では、ジャック部分がくたびれていて、接触不良 になっています。接点復活剤で少しはよみがえります。一度オーバーホールしたいな。
結局高校時代の僕は、BAND仲間にも出会えず、部屋で一人自分の作った唄をフォーク ギターで歌うという暗い生活を送り、このグレコのレスポールは長い間日の目を 見ませんでした。

 

 

Roland CUBE-40

エレキギターを買ってしまうと、ギターアンプが欲しくなるのが人情ってもんで。 グレコを買ってから割とすぐに買ったのかな。だいたい、冷静に考えると、どこの 馬鹿が密集した民家に住んでいて、エレキギターをアンプで鳴らすかっていうの。 入力はNORMALとOVERDRIVEの2系統。いや・・・小っさな音だったら、鳴らすよね? それからもう何年も、グレコと、このアンプは出番のないまま押入の肥やしと化す。

 

 

Celebrity

グレコのレスポールを買ってから、高校を卒業して浪人して大学も出て就職し てすでに10年が経過。僕は結婚を間近に控えていました。奥さんになる人と銀座で デートしてて、「独身最後の贅沢ね。」と言いながら購入。(結果的に大嘘!) 当時の僕はやはりエレキギターよりアコースティックギターを弾く機会の方が圧 倒的に多かったです。というのも、僕は自分でギタリストではなく、フォークシ ンガー(うわっ、恥ずかし!)だと思っていたので、「ギターが下手でも唄の伴 奏を弾ければ良い。」と思っていました。

Ovationタイプのエレアコ。生音はそれほどでも無いですが、MTRなんかに突っ込ん でラインの音を聞くと、良い音がします。(典型的なエレアコの音ですが。)

 

 

Bill's Brothers EXCELLENT

ここでなぜかベース登場。結婚して数年後、これまた学生時代からの憧れであった MTRを購入し、自宅録音環境を揃えだしてしまった俺。リズムマシーンのベースの 音が満足いかず、本物のベースが欲しくなってしまった。(そういう意味では、 このベースは楽器というより、録音機材かな。)これはメーカからして何処のも のだかよく分かりません。楽器屋のおっちゃんは、「定価5万くらいやで。」 と言ってはいたけど。確か2万5千円位で購入。音は・・・・まぁ、こんなもんなん でしょう。1992年頃購入。

 

 

 

Fender Japan TL72-58

自宅録音を始めてから、シングルコイルのギターが欲しくなる。これはもうどうしよう もない自然な成り行きですね。(誰に同意を求めている?>俺)だいたい、ヴォーカリ ストっちゅうのは、テレキャスターをがきがき弾きながら唄を歌うもんだ、というイメ ージがあり、(え、ない?)後、キース(リチャーズ)が好きな俺としては、もう、 テレキャスしかないでしょう、ってことで、1993年頃購入。しかし、この後、ストラト を買ってしまったので、このギターを使って録音した曲は、そんなに多くない。音は 細く、鋭い。それほど高価ではないのに、ちゃんとテレキャスの個性を持っているのは さすが、Japan。

 


2008/06/07 追記

詳しくは俺のBlogに書いたが、 こいつを売却してしまった。今までありがとう、テレキャスター。(T_T)/~

 

 

Fender Japan ST54-85RV

ご覧の通りストラトキャスター。レスポール->テレキャスターときたら、「俺はなぜ 一番ポピュラーなストラトを持っていないんだろう?」という疑問が日夜頭を支配し、 ついついボーナス一括。
GIBSONを購入するまでは、持っている中で一番高価なギターでした。(っていっても 定価8万程度なんですけどね)音はとても良い。オーバードライブを軽く掛けると Americanな乾いた音が出ます。1995年頃購入。それ以来、アームPlayを一度もした事が ない私。


2005/05/29 追記

こいつ、ちょこっと改造しました。
->ストラトキャスター改造

 

 

CLUB JUNO A-1F

写真では分かりにくいと思いますが、これは、とても小さなガットギターです。しかも エレアコ。これの実物を見た友人はたいてい「ギタレレ?」と聞きます。ちゃうっちゅ うねん。ガットギターの入った曲を作ってみたくて買ったんですが、そんな曲は作れず 終い。今では上の娘(6歳)に狙われています。1996年頃購入。

 

 

GIBSON ES-135 W/HUMBUCKER

そしてついに私は、ギブソン所有を決意。いい年をした親父が音楽を趣味として、 BANDも始めて、なぜ、ギブソンの一台も持てぬのかぁー!と思うと自己の存在理由 すら疑問に思えてきて、インドに渡り牛をたたき殺して左手で食いたくなりました。

現在の所スタジオでのメインギター。通常のES-135と違い、これはハンバッカー が載っている限定Model。1999年頃購入。レスポールにあこがれて楽器屋に入り、 店員に「お客さん、失礼ですが、お年はいくつです。」と聞かれ、その時はめ げてレスポールをやめてこっちにした。店での試し弾きもディストーション を掛けずにひたすらクリーントーンで弾いてました。セミアコなので、アンプ を通さなくてもそこそこ音量があり、家でも重宝します。音はレスポールに比 べマイルド。それでいて粘りっけあり。
友人にこのギターの写真を送ったところ、「横山ホットブラザース?」と言われ ずっこけた記憶あり。

 

 

GIBSON Les Paul Standard

2001年の秋についに、長年のあこがれ、念願のGIBSONレスポールを入手! (入手つっても結局は金払って買ったんだけどさ。)長い長い道でした。

ディストーション系のエフェクトを掛けると、POWER炸裂!って感じです。ちょっと、今や ってるBANDにはきつすぎる音かも。あと、オクターブピッチの調整がいまいちなので、まだ あまりスタジオに持って行っていない。でも、持ってるだけで嬉しいギター。そのうち弦を ライトゲージに変えて(今はスーパーライト)きちっとオクターブ調整をする予定。 レスポールの難点をもう1点。重い!こいつを肩からぶら下げスタジオで4時間立ちっぱな しで唄を歌うと、終わる頃には真っ白な灰になっていたりします。ROCKは体力からやね。

 

 

Marshall MG10CD

自宅練習用に小さなアンプが欲しくなり、購入。(CUBEがあるじゃん!) LINE OUTなんか付いているので、録音にも使えるかなと思ったが、ノイズが ひどい。まぁ、ClearもOverdriveもそこそこいい音なので、家での練習用 にはちょうど、って感じです。なにより安かったし。(コンパクトエフェクター より安い。)

 

 

Martin DM

なんでだろう。アコースティックギターがむしょうに欲しくなり、買っちまいました。 なんでだろう、と書きながら、理由は分かっていて、「エレアコ」ではない本当の アコースティックな音の出るギターが欲しかったからです。Martinってのは、アコースティック ギター弾く人なら憧れのブランドな訳ですが、これはリーズナブルな値段で買える 下から二番目のグレードのものです。でも、音は非常に気に入りました。 店でいろんなメーカーのギターを試し弾きさせてもらったんですが、どれも、 「きらびやか」な音がするんですね。高音がキラキラするっちゅうか。 そんな中、こいつだけは、'70年代のロックアルバムの中で聞こえるアコギの音 がしていました。
ライン出力がないので、もしこいつで録音するとすると、マイクで生音を録ることに なります。でも、今、本当に気に入ってます。

 

 

Gibson SG Special Faded

Gibson SGです。3台目のGibsonです。Standardではなく廉価なSpecialです。しかも 塗装もラッカー仕上げではなく、Faded(つや消し)です。「訳あり商品」ってことで 安く売ってました。いいじゃねーか、買っても。(<-誰に言い訳?)
レスポールに比べると非常に軽く、また、弾きやすいです。特にハイポジションでの 操作性はストラトよりも上です。普通のギター5フレットくらいを押さえる感覚だと このギターだと7フレットあたりに指が来ます。SGっていうと、AC/DC、Black Sabath とか有名で、結構ハードロックの重低音ってイメージだったのですが、意外に音は 高音に振ってあって、クリーンな音を出すときらきらした高音領域の多い音が出ます。 購入して直ぐに6弦がフレット音痴になり、既に一度入院済みです。どうも、湿度に かなり敏感で、ネックに影響が出るみたい。しばらく、スタジオでのメインギター にしようかと。


2008/06/07 追記

詳しくは俺のBlogに書いたが、 こいつを売却してしまった。今までありがとう、SG。(T_T)/~

 

 

Fender USA American TL HH/CRD

初のFender USAです。普通、ストラトを買うところなんでしょうが、俺は根がひねくれている のでテレキャスターです。しかも、ハムバッカーを2個搭載。というか、「Fender USAのギター が欲しいなぁ。しかも、テレキャスターのシェイプでリアのピックアップがハムバッカー のやつ。・・・ないか、そんなの。」と思って楽器屋を覘いたら、1本だけこいつが俺を 待ってたかのように残ってた。色がメタリックレッドでピックアップガードが黒というので 少し悩んだけど、結局、買い。今はルックスも含め気に入ってます。ボリュームノブの上辺 が、S-1スイッチと呼ばれるサーキット変更のスイッチになっていて、通常のハムバッカーの 音から、シングルっぽい音まで多彩な音を出せます。いや、本当に気に入ってます。

 

 

VOX Pathfinder 10

練習用のMarshall MG10CDですがオーバードライブ系の音が出なくなり急遽、自宅練習用 小型アンプが必要になり購入。6000円程度。ルックスがまるっきりVOXなのでインテリア にもなる。(え、ならない?)

 

 

Fender USA? ST-57?

友達(俺のバンドのDr)の会社の後輩(俺は会ったことがない)が結婚するとかで処分し たがっていたギターで、友達が俺に引き取らないかと話を持ってきたのだが、俺は上の Teleを買ったばかりで断ったのだが、その友人は結局その後輩から譲り受け、俺に渡してきた というギター。つまり、「今、何故か、俺が持ってるギター」で、所有権すらはっきり していない。なんだけど、もらったときはすごく汚れていて、ピックアップガードは元々 白だったのだが、とにかく大掃除した。

1.ピックアップガード交換(白が売って無かった。)
2.細かな汚れを拭き掃除
3.カルナバワックスを掛け,磨きまくり。

でご覧のとおり。なんだか、赤のボディに黒のピックアップガードと、ルックスまで テレキャスターとかぶってしまった。一度スタジオで使用したが、結構シングルコイルの くせに、厚い音を出してくれた。Fender USAらしいのだが、正確な素性が不明。ST-57 あたりと踏んでいるのだが・・・

 

 

KGarage Junior

これは、はっきりと、俺のギターではない。下の娘(今、小学校の1年生)が、サンタさんに クリスマスプレゼントとしてお願いしたもので、今朝、サンタさんが家にもってきたものだ。 中国製の廉価版Zo-3と思えばいいのか、小型内臓アンプ付きで、9V電池で稼動する。ちゃんと パッシブとして外部アンプに繋げても使用できる。今日の時点では娘は非常に気に入っており、 がんばってドレミファソラシドを練習していた。さて、いつまで続くやら。

 

 

Fujigen NCLS-HS LD

Fujigenという国産老舗メーカのセミ・オーダーギターだ。テレキャスとSGに別れを告げ、そしてやっぱり新たなギターが欲しくなってしまった。しかも、自分しか持っていないオーダーギターを。が、しかし、オーダーギターなんてのは、高くて高くて、一般庶民かつ素人プレーヤの俺なんかが買える代物ではない。そんなとき、雑誌とWebで見つけたのがFujigenのセミ・オーダーシステムだった。カスタムハウスにオーダーしたのが5月の終わり。そして9月の下旬、ようやく完成し、俺のものとなった。
結局シェイプは普通のレスポールになってしまったが、ボディーはタイムレスティンバー材を使用、キルテッド・メイプルにレモンドロップ塗装、両ピックアップにタップ機能をつけシングルコイルとしても使用できる等、俺がこだわりたかった部分は実現されている。今のところ、こいつは本当に大切にしてやろうと思っている。

こいつの詳細は、こっちで。
->Fujigen NCLS-HS LD詳細

 

 

Fender USA 52 Telecaster Thin Lacquer Finish Natural

Fujigenのセミ・オーダーメイド購入から1年も経たずに、こいつを買っちまった。やはり、Fender Japanのテレキャスターを売却したのがいけなかったのか。どこか心に穴が開いた気がして、いつかUSAで買い直すぞ!とは思っていたのだが。後、こういうのはやっぱ、縁とタイミングだね。結婚と一緒だ。楽器屋を覘いたらやたら大きな割引してて、しかも7月からFenderが値上がりするってんで、ついね。・・・いかん、どうも文章が言い訳がましくなる。そうではなく、欲しかったので、大好きなギターを買ったんだ。52年のリイシューで、ラッカー塗装という上物だ。すごく嬉しいぞ。

こいつの詳細は、こっちで。
->Fender 52 Telecaster詳細

 

 

Gibson J-45 Custom AN

Martin DMの音は気に入っているんだけど、つや消しだったりルックスがいまいちで、ちゃんと見た目の良い、一生もののアコースティック・ギターが欲しいと思っていたのと、東北関東大震災の自粛ムードを吹き飛ばして消費活動を行わなければと言う思いからコイツを購入。Fujigenのオーダーメード並の値段したけど、音、佇まい、ピックアップ搭載という性能も、すべて、俺にぴったり、楽器屋で俺を待ってたと思わせるギターだ。Martin D28と迷ったけど、向こうを選んだらきっと後悔していたと思う。

こいつの詳細は、こっちで。
->Gibson J-45 Custom詳細

 

 

Rickenbacker 330 Fireglo

いつかは欲しいと思っていたリッケンバッカー。今年になってボカロP的なことをやりだし、自分が昔作った曲をボーカロイドに歌わせたりしていたのだが、俺が昔作った曲って、やっぱり基本フォークソングで。バンドアンサンブルで編曲していても、リッケンのクリーンサウンドでバッキング入れたら合うだろうなー、とか思ったら無性に欲しくなり。雨の日にちょっと見に行くつもりで楽器屋を覗いたら、あんまりリッケンバッカーに出会えず、こいつと、ソリッドボディの620を見つけたら、もう店員さんに言って試し弾きしていました。ルックスは620の方が好みだったんだけど、音が断然こちらのほうが深く、豊かに響き、こっちを選んでしまいました。

こいつの詳細は、こっちで。
->Rickenbacker 330 Fireglo詳細

というわけで、・・・もう買わんぞ。