ストラトキャスター改造

Gibsonを2台入手してから、それまでもっていた国産ギターが、俺の中で 蔑ろにされてしまっていました。
このストラトキャスターも、それまでは不満を持っていなかったのですが、

・ピックアップの切り替えスイッチが3点式なので、ハーフトーンが出しにくい。
・ノイズが大きい。特にPCなんかを付けていると、絶えず「ジー」というノイズが鳴る。
・ディストーションを掛けると、音が痩せて、原音が無くなってしまう。

という不満を感じるようになりました。

・・・っていうか、また、「工作やってみてぇ」の虫が騒ぎ出し、やってみて しまいました。

 

 

いきなり、これが改造後の全景です。

改造個所は3点。

1.ピックアップ切り替えスイッチを3点式から5点式に交換。
写真で見ても殆ど分からないと思いますが、外見変化をつける為、スイッチの 頭のカバーを白から黒へ変えました。

2.リアピックアップにトーンを効かせる配線追加。
もともとストラトキャスターの2つのトーンつまみは、フロントとセンターピック アップのためのもので、リアピックアップにはトーンが付いていません。
そこでスイッチに配線を追加し、センタートーンと共用で、リアピックアップも トーンが効くようにしました。これまた、写真を見ても分かりませんが。

3.リアピックアップを交換
リアピックアップを、シングルコイルサイズのハムバッカーに交換しました。
リアをハムバッカーにしたいと思っていたのですが、さすがにBODYに加工を加え 穴を広げたりとかは大変なので、ギターの木には手を入れなくて済むように、 シングルサイズのハムバッカーにしました。
DiMarzio DP184 The Chopperというピックアップです。

改造部分のアップです。 ピックアップ切り替えスイッチの頭が黒色になっているのと、リアピックアップが変わっている のが確認できますね。

さらにピックアップ部分のアップです。 「DiMarzio」のロゴが読み取れます。

で、結果はどうかというと、大成功です。
リアのノイズは確実に低減。パワーも増大。
ディストーション時の音の粒のそろい方もまったく文句なし。
あえて文句を付けるとすると、
・ギター本来の鳴りが分かりづらくなった
・リア&センターのハーフトーンの音が気に入らない
ってことぐらいでしょうか。

前者は、シングルからハムバッカーにしたのだから、むしろ当たり前ですね。
後者は、シングルとハムのハーフトーンが原因でしょうか。今度、スイッチつきの ボリュームに替えて、ハーフトーン時は、リアをシングルでミックスできるように 改造したいと思っています。(タップ機能の追加)