Fujigen NCLS-HS LD詳細

ここではおれのセミ・オーダー・ギター、Fujigen NCLS-HS LDの詳細を紹介します。

まず、モデル名。「NC」はNeo Classicというシリーズのギターなので、その意味でしょう。「LS」はLespaulをあらわしているし、最後の「LDは」塗装のLemon Dropを表していると思います。で、不明なのが、「HS」。まさか、オーダーした俺のイニシャル?

 

 

− 仕様 −
ネック    :ホンジュラスマホガニー/ローズウッド指板
ボディー   :キルテッド+T.T.メイプルトップ/マホガニーバック
塗装     :ポリウレタン
ペグ     :GOTOH SG381-07
ブリッジ   :GOTOH GE104B
テールピース:GOTOH GE101A
エンドピン  :GOTOH EP-A1
ピックアップF:FUJIGEN Alnico 8 / Ni Cover
ピックアップR:FUJIGEN Alnico 8 / Ni Cover
ピックガード :アイボリー1P
コントロール :2Vol. 2Tone/2Tap SW 3way SW / USA Assy
コントロールノブ:Gibsonタイプ ハットノブ / アンバー
ジャックプレート:GOTOH JCB-4

上記の仕様。こだわったのは、ボディーのタイムレス・ティンバー材の仕様と、キルトメイプル模様、それと、ピックアップのタップ回路だ。本当はネックもタイムレス・ティンバーに、そして塗装はラッカー仕上げにしたかったのだが、完全に予算オーバーであきらめた。

で、この仕様でオーダー確定したのが、5月の終わり。そして、Fujigenというメーカは、製作途中の状況をメールで写真付で知らせてくれる。以下は、オーダーから2ヶ月後、組み込みが終了した時点での4枚セット写真だ。


塗装前の全景。


ボディ部分のアップ。キルト模様がちゃんと見える。


マシンヘッドと、ネック部分。


そしてバックスタイル。

この写真を見て、初めて自分のオーダーしたギターが普通のレスポールシェイプだということに気がついた。実はカッタウェイ部分にコンター加工がされているのだと思い込んでいたんだな。店にメールして、コンターを入れてもらうこともできたが、逆にその部分のキルト模様が削られてしまうというので、やめにした。

そして更に1ヶ月半。塗装完了時点で以下の写真が送られてきた。


塗装完了の全景。


マシンヘッド。Neo Classicのロゴが入っている。


そして、バック。電装系組み込み前のギターバックなんて、あまり見たことがない。

そして同じ日に、完成したとの連絡があった。


完成したギターの全景。同じような写真ばかりなので、この後は、俺の撮った写真を使います。

 

 

バックスタイル。結構後姿も格好いい。俺は好き。ボディの木目が美しい。

 

 

完成したマシンヘッド。ペグはプラスチック製が好きじゃないので、金属製にした。

 

 

そしてヘッド裏側。ちょっと光ってて、しかもピンボケでわからないけど、シリアルナンバー。「CFS(Circle Fretting System-指盤部分にRを持たせることにより、全部の弦のナットから最終フレットまでの長さが同じになる仕組み)」のロゴ、そして「Timeless Timber」のロゴが入っている。

 

 

こちらは通常のタップ・オフの写真。

 

 

そしてこちらがのタップ・オンの写真。Toneつまみを引き出すことにより、ピックアップがシングルになる。フロント、リアともにシングルにできる。

最後にBlogにも載せた、俺のレスポール三姉妹の写真を載せておきます。俺の人生最初のエレキギターである黒のGrecoも、実はFujigenのOEMだった可能性が非常に高いです。もしそうなら、30年近く経って、俺はFujigenに戻ったということになります。