22.回復の日々(4月19日〜4月26日)

 

二回目の通院後、先生から言われた、
「もう、普通に生活して良いです。」
というのが、何故か、俺には
「はい、不摂生しても良いです。」
と言われた気がして、(嫁さん曰く、「それは、違うと思う。」って分かってるよ!) 本当に、入院前の生活習慣が戻ってしまった。

ビールにウィスキー。結構腹いっぱい食べる。休みの前の日は夜更かし。
そんな事をした翌日に、結構便が柔らかかったりすると、「やべぇ」と 思ったり。・・・相変わらずバカ。

肛門の痛みは、殆ど感じることが無くなり、変わりにかゆみがきつかったのが この時期。また、時々、痔ろう後の穴がきりきりと痛んだりしていた。

会社では相変わらず円座に座っていたが、元痔ろう穴が痛むときは太もも に圧力がかかり、逆につらいときがあった。そんなわけで、徐々に普通に椅子に 座ることが多くなった。

入院前に調子の悪かったところが、お尻が良くになるにつれまた感じ出した。 腰の痛みとか、左手首の痛みとか。肛門の痛みでひぃひぃ言ってた時は、 殆ど感じなかったのに、人間の体って面白い。

ナプキンへの体液の付きも、徐々に少なくなっていったが、完全にはなくならない ので、ちょっと嫌になっていた。

でもまぁ、ほぼ、「つらさ」の峠は越した、と思える毎日だった。