20.術後初出社(4月18日)

 

いよいよ術後初出社。

大きなかばんに円座と携帯ウォシュレット、ナプキンと使用済みナプキン入れに使う ビニール袋を入れ、家を出る。男便所にも汚物入れがあればいいのに、と思う。

バス、電車、徒歩で30分強で会社に着く。通勤途中に非常に苦しい思いというのは 無かったが、さすがに歩くスピードが、術前よりは遅くなっている。信号が変わる タイミングで走ることもできない。

フロアに着き、周りのみんなに挨拶。メールでも仕事の関係者に挨拶。長期不在を わび、今日から復帰を告げる。

部下と部長の頑張りで、仕事はどうしようもない、という状況に陥らずなんとか 進んでいた。ただし、年度区切りに休んでいた関係で、やることがてんこ盛り。

まわりのみんなは円座をおもしろそうい眺めている。

喫煙所で久しぶりに会った派遣社員(女性)に、
「お久しぶりですね、どこか出張ですか?」
ときかれ、
「いやぁ、実は痔ろうの手術で入院で。」
とカミングアウト。実際、闘病体験した後は、恥ずかしいという意識はない。

便意で、トイレへ。排便はもう痛みなし。携帯ウォシュレットがあるので 便後も快適。本当に便利。

ただ、さすがに座りっぱなしで、夕方頃からつらくなってきた。
また、円座を使うと、いつもより座高が高くなるので、姿勢が悪くなり、異様に 肩がこってきた。

それでも、やるべきことをできるだけやり、18:30過ぎに退社した。 あと二週間頑張れば、ゴールデン・ウィークだ。またしばらく療養できる。

あ、明日は通院日だ。