日々の暮らしの中から生まれたささやかな歌を歌い続けています。
合唱曲もありますので、みなさんに歌っていただけたら嬉しく思います。
どうぞよろしくお願いします。
歌:高山千代美
ピアノ:川口 淳一
2017月夏 宮崎の叔父の家にたくさんの月見草が咲いていました。夕方6時ぐらいになると白い花が咲き始め、1時間ほどで全部咲きます。朝方には、ピンク色になりしぼんでしまいます。たった一晩しか咲かない花ですが、その生命力は力強く、命を繋いでいきます。黄色いのは待宵草で、本当の月見草は白い花だそうです。しぼんだ花の数を毎朝数えていた叔父の姿が印象に残り、この歌を作りました。
作詞・作曲:高山千代美
編曲:川口 淳一
ゆるやかに開く花びら 4枚の白い花びら
闇を照らす月に躍る 一夜限りの命
ああ、月見草の花が咲く
ひとつふたつ花が咲く
たおやかにしぼむ花びら 満ち足りて微笑むように
君の幸を祈りながら 明日へ繋ぐ命
ああ、月見草が色づいて
ひとつふたつ花が散る
ああ、月見草が色づいて
ひとつふたつ花が散る