日々の暮らしの中から生まれたささやかな歌を歌い続けています。
合唱曲もありますので、みなさんに歌っていただけたら嬉しく思います。
どうぞよろしくお願いします。
作詞:高山千代美
作曲・編曲:宗川博
メロディー ピアノ伴奏付
この歌は、作曲と編曲が宗川先生です。
まだ歌を作り始める前に作った詩を、ホームページに載せていたら、その中から、先生が作曲してくださったものです。
いつも歌を作るときは、メロディーと歌詞を同時につくるので、メロディーに合った言葉をあてはめますが、最初に詩があって作るのは、大変なのです。
宗川先生の哀愁漂う素敵なアレンジです。
ただ、曲がちょっと難しくて、まだ一度も本番で歌ったことがありません〜〜〜
誰か〜〜〜私の代わりに歌ってくださ〜〜〜〜い!!
作詞:高山千代美
作曲・ 編曲:宗川博
セミの鳴き声と
遠い夏の陽射しの中で
母さんの呼ぶ声がする
もう帰っておいでと
心の中に呼ぶ声がする
赤とんぼの群れる畑で
夕焼けに頬をそめて
いつまでも いつまでも
走り続けた
明日になれば また昇る太陽が
今日の夕日と同じものだと
思えなかった
夕暮れの帰り道 一人空を見あげれば
哀しくて哀しくて 涙がこぼれた
行く宛てもない 迷子のように
ただ涙がこぼれた
時は流れて 今は昔
遠い季節を 今も生きる
時を越えて 誰かと出会う
空を越えて 誰かと出会う
忘れたはずの遠い夢を
ここで見つけた
今こそ叶えよう
今こそ届けよう
夏の終わりに
一人静かに思う