録音機材の部屋

2005,05,14 追記。
Hard Disk Disital MTR YAMAHA AW16G追加。

高校時代から自分で書いた曲をBAND構成でやりたい、と思っても、BAND仲間はいない。 そんな時、人はどうするか?
他の人は知らんけど、私ぁ、MTR買って自宅録音を始めました。
MTRとはMulti Track Recorder の略。カセットテープなんかのメディアを4つとか 8つとかのヘッドで各々独立に録音、消去できるものなので、自分一人で多重録音が できてしまうものです。

 


YAMAHA MT8X

8トラックのカセットMTR。
実は一番最初に買ったのは、これではなく、CMX100IIIという4トラックのMTR。 そいつを使って、色々機材を増やして、十数曲作ったのですが、4トラックだと どうしてもピンポン録音が発生し、音質が劣化してしまいます。
(ピンポン録音とは、一端複数のトラックに録音した音を1つのトラックにまと めてダビングしトラックの空きを増やすことです。ダビングになるので、どうし ても音質が劣化します。)
自分の曲を少しでも良い音で残したい俺は、これまた奥さんに頭を下げて8トラッ クのレコーダを購入しました。こいつは本当に重宝し、BANDでも10曲ほど録音し、 CDを作ったりしました。デジタルカウンターの部分がぶっ壊れてしまったけど、 まだまだ現役で、俺の人生を豊かなものにしてくれている。いや、本当に楽しい って。

 


YAMAHA EMP100

リバーブ、エコー等の空間系エフェクター。
自分の歌った唄、こりゃ、エコー掛けないと聞けませんぜ、ふつう。ちょっと、 ハーモナイザーを掛けてもおもしろい。(しかし、興味のない人が読んだら全然 なに書いてるねん?って内容だなぁ。)
何故、「エフェクターの部屋」に載っけていないのかというと、こいつは完璧に 録音機材だから。50種類くらいのプリセットエフェクトが入ってるけど、実際に 使用するのは2、3種類かな。

 


YAMAHA RY10

ドラムマシーン。
MTRとエコーエフェクタだけあっても、(実際にはギターもマイクもあるけど) BAND構成の曲はできない。ドラムとベースがどうしても必要。(テクノだったら 音源とシーケンサーで十分かも知れないが)
という訳で、4トラックMTRと、EMP100、そして、このRY10はほぼ同時期に購入 しました。このドラムマシーンは、ベースの音も入っているので、とりあえず それだけあれば、BAND構成の曲は録音できました。その後、本物のBASSと、下の QY20を買ってしまってからは、こいつはほとんどチューニングメーターと化した。

 


YAMAHA QY20

ポータブルシーケンサー。
そのうち、キーボードの音も曲に欲しくなり、「シンセの音を入れたいなぁ。」 ただそれだけで購入。なんだけど、こいつは所謂16トラックのデジタルシーケンサ ーだったわけで、こいつだけで、ドラム、キーボード、ピアノ、ホーン等をステレオ で入力できてしまうことに、使いだしてから気づきました。
この頃は、こいつへの入力が済むと曲作りの7割は終了してたね。後は、こいつから MTRにステレオ録音で落として、ベース、ギター、ヴォーカルを入れてMix Downして はい一丁あがり。

 


YAMAHA FX550

ギター&ベース用マルチエフェクタ。
こいつは、「エフェクタの部屋」で紹介しているZOOMと違い、素晴らしく音が良かった。 ギターやベースの録音にはもっぱらこれを使用していました。でも、スタジオでは操作性 がいまいちよろしくないので持っていっていない。色んなことができる分設定も面倒くさい。 最近、入力ジャック付近がへたって来て、ノイズが乗るようになってしまった。寿命かも 知れない。

 


Roland SK-88Pro

入力キーボード付き音源。
DOS/V機を自作した大きな目的の一つに、パソコン を利用したDTM環境の構築、ってのがあり、買ってしまいました「ミュージ郎」君。 Rolandのミュージ郎は、パソコン上のシーケンサーソフト(Cakewalk等)と音源が セットになったパッケージ商品。こいつにたどり着いて、QY20も役目を終了した。 素晴らしい機能が山ほど付いているのだけど、どちらかというと僕にはオーバースペック だと思う。ギターのディストーションや、チョーキング音をシミュレートしたりできる のだけど、ギター、自分で弾くもん。これ一台でカラオケの曲を作ったりするのに 最適なんだろうな。

 

以上、Web作るのに楽器やエフェクタや機材の写真撮って、記事書いて改めて思ったのは 「すっげぇ金使ってる」ってこと。ごめん、かぁちゃん、もう無駄使いしない。これから は子供の教育費も積み立てて、今持っている機材や楽器で曲を作って楽しむから。 ・・・って俺は一生、このままか?


YAMAHA AW16G

2005/05/14 追記。

MT8X購入から10年が過ぎ。時代は変わったなぁ。
さすがに、MT8X、ガタが来ました。
その頃、BANDでCD作成のための録音をやっていて、いいかげんハードディスク・ レコーダーが欲しくなり、購入。メディアは既に、20Gbyteのハードディスク。
もう、最近は、MT8Xの為のクロームカセットテープも店頭で探すのに苦労する ぐらいだったもんね。
16TRプラス、各々のトラックに8つのバーチャルトラック。MixDownの為の ステレオトラック×バーチャル8。
エフェクターも2系統。ドラムマシーンとクイックサンプラー、 CD-Rドライブも付いていて、これで作成したCDが本当にいい音のものができました。
ただし、MixDownで色々な事が細かくできる為に、凝ると滅茶苦茶時間が掛かります。
作成したCDの1曲目を、取扱説明書を見ながらやったら、2時間!
全10曲のCDなので、20時間掛かるのかぁ!?と思ったけど、その後は 慣れて順調。12時間程で終わりました。